マルコによる福音

 [そのとき、イエスは弟子たちに言われた。]「気をつけて、目を覚ましていなさい。その時がいつなのか、
あなたがたには分からないからである。それはちょうど、家を後に旅に出る人が、僕たちに仕事を割り当てて責任を持たせ、門番には目を覚ましているようにと、言いつけておくようなものだ。だから、目を覚ましていなさい。いつ家の主人が帰って来るのか、夕方か、夜中か、鶏の鳴くころか、明け方かあなたがたには分からないからである。主人が突然帰って来て、あなたがたが眠っているのを見つけるかもしれない。あなたがたに言うことは、すべての人に言うのだ。目を覚ましていなさい。」

 カトリック社会では、救い主キリストの再臨を待ち望む期間を待降節と呼んでいます。
12月25日は、キリストのご降誕(誕生日)と言われています。
また聖書によると、世の終わりに再び来られる。(主の再臨)
その時、全ての人を裁かれる。
キリストは、最も小さな者にしたことは、私にしたことだ。
      最も小さな者にしなかったことは、私にしなかったことだ。
弱者の中にいつも、キリストがおられる。
社会では、障害者や貧困者などの福祉が一番先に切り捨てられる。そんな時代、国家、地方自治の行政政策である。
全ての人が、憲法で保障されている、人間として尊重される世の中になるように。
私達は、働きかけねばならない。
キリスト(弱い立場の人)といつ出会っても、愛と奉仕が出来るように。
心の準備をしたいと思う。